みなさん、こんにちは😊
パワチル八王子のZero(ゼロ)こと九鬼零(くきゼロ)です。
引き続き親権の具体的な中身ついて考えてみましょう。
まずは、「居所指定権(きょしょしていけん)」です。
何、それ? 舌噛みそう。
「きょしょ」って要するに「いどころ」「いばしょ」のことね。
親には、「子どもの居場所を指定する権利と責任」があります。
例えば、みんなが修学旅行に行くときは、親に泊まることについて同意書を書いてもらいます。
へー、うちの親も書いたの?
全員に書いてもらったよ。親の同意書がないと修学旅行には連れていけないの。
「居所指定権」は、親にとっては、権利であると同時に、責任でもあるの。
例えば、お母さんから、「言うこと聞かないあんたなんか、もう、ウチの子じゃない。好きなとこに行っていいわ。」って言われて、家から追い出された小学校1年生の子の場合について考えてみよう。
それって、虐待じゃね。
私も、虐待だと思う。
確かに居所を指定する責任を投げ出したとみることもできるね。
話を1年生に戻そう。
彼は、行く当てもなく、泣きながら歩いてた。
すると、ひとりのおばあちゃんが声をかけてくれたんだ。
「おやおや、泣きながらどうしたの?」
つよし君は事情を説明した。
なんで、急に、つよし君なんだよ。
名前あった方が便利じゃない。
おばあちゃんは言った。
「そうかい。お母さんに叱られたのかい。
そんな恰好じゃ寒いだろう。うちへ来て温まっていきな。」
おばあちゃんは、おやつを食べさせてくれた。
ゲームも自由に使わせてくれた。
夕飯は、つよし君の大好きなハンバーグだった。
つよし君はこわごわ聞いた。
「ねえ。今夜、おばあちゃんちに泊まってもいい?」
「もちろん、いいよ。でも、親は心配しないかね?」
「あんなに怒っているんだもん。帰れないよ。」
パトカーのサイレンの音が近づいてきた。
おばあちゃんの家の前に止まると、警官が数人おりてきた。
「樹木希林(きききりん)、未成年者略取誘拐の罪で逮捕する。」
樹木希林ってなんだよ。
未成年なんとかかんとかって、何の罪なの?
親切にしてくれたおばあちゃんが逮捕されちゃったの?おかしくね?
樹木希林は、昭和の名女優よ。おばあちゃん役の演技がとても上手だった。
保護したおばあちゃんが誘拐罪(ゆうかいざい)に問われることもあるんだよ。
へぇ~、そうなんだ。助けたくても、簡単には助けられないね。逮捕、怖いもん。
これで終わり?なんかモヤモヤする。
うん、そうだね。
一番の問題は、親権制度について、親も、子どもも、学ぶ機会がないこと。
おかしいことは、たくさんある。
なんと言っても、80年近く変わっていないのだから。
法律は、守るためにあるんじゃねえ、変えるためにあるんだ。(by安西監督)
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