みなさん、こんにちは
パワチル八王子のZeroこと九鬼零(くきゼロ)です。
みなさん『児童相談所』ってどんなところかご存じですか?
児童は小学生のことでしょう?小学生の相談にのるところかな?
ここで児童と言っているのは、0歳の赤ちゃんから18歳未満の高校生まで、つまり、未成年者を指しています。
突然両親を失ってしまった子ども、様々な理由から非行に走ってしまった子ども、最近は、虐待を受けている子どもの相談が増えて、話題になっていますね。
色々なケースがあるけれど、家庭で暮らすことが難しくなってしまった子どもたちを保護するかどうかを決めています。
子どもだけではなく、保護者の相談にも乗っているんです。
上のグラフをみてください。
これは、2011年度から2022年度までの12年間の児童相談所における虐待相談件数の推移を表したものです。
相談件数が、右肩上がりに増え続けていることがわかりますか?
2022年には、ついに21万9千件(速報値)に増えたんです。
厚労省が、この調査を始めたのは、1990年。
その年度の虐待相談件数は1千100件だったと言います。
どのくらい増えたんだろうね?
計算機はあるかな?計算してみましょう。
219000÷1100=199.1になるね。
1990年から2022年までの32年間で、実に約200倍に増えています。
次は、どうやって児童相談所に来たかという経路を表すグラフです。
(バスに乗って、電車に乗ってという意味ではないよ。)
警察を通して相談にくる子どもが52%で、1番多い。
2位は隣人知人の11%、3位は地方自治体の10%、4位が家族親族の8%になっています。
私が、情けないなと思うのは、古巣だからかもしれませんが、学校等の7%です。
子どもと毎日触れ合っているはずの学校や幼稚園の先生たちが、子どもたちを助けるために、ほとんど何もできていないことが残念です。
児童自身は1%しかありません。
児童相談所の存在すら知らない子どもがいるのだと思います。
どこにあるのか、どうやっていけばいいのか、わからない子が多いのではないかと思います。
なぜなら、どこでも、誰からも教えられたことがないからです。
また、多くの子どもが親から理不尽な扱いを受けるのは、「自分が悪いからだ」と思わされているからです。
虐待防止策活動に関わるようになって、多くの仲間から「あなたは悪くない。何も悪くない。」と力づけてもらいました。
私も、今逆境的小児期体験に苦しんでいる子どもたちに、「あなたは悪くない。何も悪くない。」と伝えたいです。
夏休み前には、相談活動を再開したいと思います。
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