みなさん、こんにちは
パワチル八王子のZeroこと九鬼(くき)れいこです。
今回はアタッチメントのお話をします。
日本語では愛着と言うのが普通ですけれども、愛着という言葉にはいくつか意味があります。
心理学で言うとこの養育者(必ずしもお母さんとは限りません)との間に作られる絆、信頼関係といったものを愛着と呼んでいて、今回話題にするものです。
でも愛着と言う言葉には、他の使い方もあって、例えば「このボールペン小学校の時から使ってるんだけど、すごく愛着あるの。」などのように使うこともできます。
また、仏教用語で使う愛着(あいじゃく)は、執着に近くて煩悩の1つとされています。
赤ちゃんと養育者との間に作られる愛着のことを心理学ではアタッチメントと呼んでいます。
アタッチメントは生後すぐから、生後9ヶ月までの間に作られると言われています。
情緒的な絆とよく言われますが、いろいろな感情を含んでいるので、一言で説明するのはとても難しい言葉です。
例えば、無力な赤ちゃんが危険を察知したときに、頼ることのできる安全基地のようなもの、ものではなくて人のこと。
そのような感覚だと思っていただければいいのかなと思います。
さて、不適切な養育でこのアタッチメントが形成されない場合、どんな不都合が起きるでしょうか?
いわゆる愛着障害、アタッチメント障害のことです。
愛着障害には2種類あるとされています。
1つは反応性愛着障害と呼ばれるもので、人に対して警戒したり、人に頼ることが苦手だったり、感情表現が乏しくなったりすると言う特徴があります。
もう1つは、脱抑制型愛着障害と呼ばれ、人に対して馴れ馴れしく距離感をうまく掴めない、と言うことが見られます。
アタッチメントの形成がうまくいかなかったとき、5歳位までの幼児ならば育て直しと言う方法で治療することができます。
小学生位までだともう少し時間がかかってしまうのですが、それでも養育者との良い関係を保つことを心がけるだけでも改善されていきます。
思春期の子供たちにとっては、なおいっそう困難が伴いますが、不可能ではありません。
大人の愛着障害となると不可能ではないかと思われるかもしれませんが、治療する事は可能です。
インナー・チャイルドを癒す方法や認知の歪みを正す認知行動療法などが有効だと言われています。
私は、どちらを取るにしても、よく理解してくれ、励まし認めてくれる伴走者が必要だと思います。
だから本気で愛着障害を直したい、人間関係の癖を治したいと考える人はカウンセラーの助けを借りるのが良いのではないかなぁと思っています。
筋トレに似た長い時間、忍耐のいる作業になりますが、最近の筋トレブームを見ると、心の筋トレもありかなと思います。
人間関係に苦しむのと、心の筋トレをして良い人間関係を築けるようになるのとどちらがいいかよく考えてみてください。
今回はここまでです。
ありがとうございました。
【この記事の動画】YouTube Grandma Zeroの部屋 https://youtu.be/UEpONEnarjI
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