みなさん、こんにちは😃
パワチル八王子のZeroこと九鬼(くき)れいこです。
最近、工藤勇一さんという元千代田区立麹町中学校の校長先生だった人の著書に出会いました。
◆長期休業日や毎日の宿題廃止
◆定期試験の廃止
◆学級担任制の廃止
「へぇ〜、私と似たことをやっていたんだ。どんな考え方の人なんだろう?」と思いました。
それで、早速、著書を取り寄せて読んでみました。
「自律」「選択肢」「自己決定」「主体的と自発的の違い」「主体性と当事者性」「非認知能力」「メタ認知」「上位概念と下位概念」「対立から合意へ」など、似たようなことを考えて、似たような実践をした人がいるということに、奇妙な親近感を覚えました。
私は、初めて教壇に立ったその日から、学校を去る日まで宿題を出したことがありません。
それは、工藤先生が言う通り、宿題は勉強のできない子どもにとっては負担が大きすぎ、勉強のできる子にとっては、退屈でつまらないものだからです。
宿題をできなかった子どもを叱ったり、罰したりしなければならないのもイヤでした。
「学ぶ」ことと「強制」されることとは、本質的に相いれないのです。
私は小学校の教員で、工藤先生は中学校の先生。
私は、一介の平教員でしたが、工藤先生は校長先生でした。
立場は違うけれど、同じ結論に至ったということがとても嬉しく感じられました。
おそらく工藤先生も真面目な方で、先入観で子どもを決めつけることなく、子どもたちから目を離さないで、子どもたちを理解しようとしていたのだと思います。
工藤先生は、子どもたちの能力を正しく評価し、子どもたちに権限を与えることで、彼らの自己決定力や非認知能力を伸ばしています。
また、争いを解決するためには、下位概念にフォーカスするだけでは不十分で、上位概念にフォーカスすることによって、利害を一致させることができると教えています。
これは、大人にもマスターしてほしいスキルだと思います。
上位概念で同意するというスキルを身に着ければ、いたずらに意見の相違を恐れることはなくなります。
日本人は、議論が下手、交渉が下手と言われますが、下位概念・上位概念の考え方とスキルを子どもの時から身に着ければ、議論も交渉ももっと上手にできるようになるはずです。
そうなれば、皆が同調圧力に流されてしまうことも少なくなるでしょう。
私は、そもそも、子育ての目的は、子どもが親の保護を離れて自律して生きる力を養うことだと考えます。
子どもはさなぎで、18歳の誕生日が来ると羽化するのでもない限り、自律して生きるための教育をするために早すぎるということはないと思います。
虐待されている子どもが、虐待する親から逃れるためには、法律を変えることが重要です。が、それと同じくらい子ども自身の自律して生きる力を育てることが大切です。
工藤先生の本は、学校教育に対する常識を覆す「目からうろこ」の教育論です。
ぜひ、ご一読ください。
【この記事の動画】YouTube Grandma Zeroの部屋 https://youtu.be/hzAJt1gw8B4
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