みなさん、こんにちは😃
パワチル八王子のZeroこと九鬼(くき)れいこです。
子ども虐待相談にのっている中高生から、
「コミュ障を直すにはどうすればいい?」
「愛されキャラになりたいんだけど、どうすればいいの?」
などと聞かれることがよくあります。
今回は、「言葉」について考えてみたいと思います。
言葉は、コミュニケーションの道具であるだけではなく、思考の道具でもあります。
人々の中には、言葉を介さずにイメージで思考する人もいるのですが、多くの人は言葉を使って思考しています。
そして、言葉に概念を結びつけることを定義すると言います。
概念(コンセプト)と結びついていない言葉は、空っぽの言葉で、虚しく聞こえます。
概念を作るのは、経験です。
経験を通して概念(コンセプト)が生まれます。
自分の経験を他者に伝えようとするとき、言葉が必要になります。
概念に言葉を結びつけることを名付けと言います。
経験が豊かであれば豊かであるほど、概念(コンセプト)、言葉も豊かになります。
お母さんから「うちの子、コミュ障なんです」という相談を受けることがあります。
4〜5歳児のころから、こんな会話をしていませんでしたか?
「どうしたの?なんで泣いてるの?」
「・・・」
「転んじゃったのね?」
「うん」
「痛かったでしょう?」
「うん」
「痛いの痛いの飛んでいけ!もう痛くないよね?」
「うん」
親が先回りして、すべて代わりに表現してしまっています。
思いやりがあって、賢いお母さんが陥りやすいのですが、子どもは表現する必要がないので、言葉の力は伸びないのです。
言葉の力を伸ばすにはどうしたらよいのでしょうか?
1.経験を豊かにする。(読み聞かせ・読書を含む)
例えば、楽しい経験をしたことのない子どもに楽しいという言葉はわからない。
2.傾聴することによって、話す・書くなど表現の機会を増やし、表現する機会を奪わない。
3.褒めることで強化し、表現することへのモチベーションを高める。
コミュニケーション能力が低いことを悩んでいる子どもたちはとても多いのです。
実は、大人たちもコミュニケーション能力が低いことを密かに悩んでいます。
大人も子供も、世間様の目を気にしすぎて言いたいことが言えないのです。
チャットGPTと会話するという若い人に会ったことが複数回あります。
絶対に受け入れてくれるし、必ず褒めてくれるからいいんだそうです。
言いたいことを言うことによってしか言葉のチカラは伸びないし、使わない能力は退化します。
言葉のチカラを取り戻すには、筋トレみたいな地道な努力が要りますが、楽しくできるんです。
思わず話したくなる経験を豊かにすることによって、言葉のチカラを取り戻しましょう。
【この記事の動画】YouTube Grandma Zeroの部屋 https://youtu.be/qWBZRxqOtI4
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