みなさん、こんにちは😠
パワチル八王子のZeroこと九鬼(くき)れいこです。
令和5(2023)年度の児童相談所における虐待相談件数は、過去最高の22万5509件にのぼりました。
GoogleのAIによると、日本の未成年者(18歳未満)の人口は1401万人だそうです。
22万5509件を1401万人で割ると、およそ60人に1件の子ども虐待案件が起きていることがわかります。
「3クラスに2人か?えっ、ちょっと少なくない。」
私は、25年前(1999年12月)まで公立小学校の教員でした。
A:私が担任したクラスは、36人のことが多かったのですが、それでも1クラスに1人~2人は、児童虐待防止法に定義されている4つの虐待(身体的、性的、ネグレクト、心理的虐待)を受けていることが疑われる子どもがいました。
B:虐待の種類をさらに児童虐待防止法に定義されていない6つの虐待(経済的、教育、宗教、ヤングケアラー、世襲、きょうだい)まで広げると、1クラスに5人近くの虐待が疑われる子どもがいました。
私は、Aを古典的なタイプの虐待と呼び、Bを新しいタイプの虐待と呼んでいます。
教員をしていて一番見つけやすい子ども虐待は、古典的虐待では、ネグレクト、身体的、心理的の順で見つけやすく、性的に関しては、全くわかりませんでした。
ネグレクトの子どもは、イジメられてしまうケースも多くありました。
ニュータイプの虐待では、教育虐待、宗教虐待が目立ちました。
古典的な子ども虐待を受けている子どもの数を、36人学級に1.5人と仮定し概算すると
1.5人÷36人×1401万人=58万3750人
全国で、58万人以上の子どもが虐待にあっていることが推測できます。
では、ニュータイプまで含めるとどうなるでしょう。
5人÷36人×1401万人=194万5833人 となります。
あくまでも30年近くも昔の私の認識をもとに概算した推計値ですが、200万人近い子どもたちが虐待被害に苦しんでいるかもしれないことに、衝撃を受けました。
あくまでも推計値なので、より実態に近い調査をしてほしいと、子ども家庭庁にこの場を借りて要請したいと思います。
一方で、児童相談所の態勢はどうなっているかというと、
児童相談所数=232か所(令和5年4月1日現在)
一時保護所数=152か所(令和5年4月1日現在)
児童福祉司人数=5,863名(令和5年4月1日現在)
児童心理士人数=2,623名(令和5年4月1日現在)となっています。
保護された児童の人数は、およそ3万人(GoogleのAIによる)とされています。
保護率は、全国平均で13.3%となります。
一時保護所では、常時2000人近い子どもが生活しているそうです。
入所率は、地域によって大きく差があります。
939.6件を5963人で割ると、0.16件/日/人となり、およそ6. 25日に1件の新しい相談があることになります。
これまで見てきたことをまとめると、
①児童相談所における虐待相談件数は、暗数が大きすぎて有効な数字になっていないと思われる。
②虐待被害に苦しむ子どもに対して、現在のところ唯一の逃げ場である児童相談所は、施設においても人員においても機能不全に陥っている。
ということができるのではないでしょうか?
子どもの権利を大幅に認める新しい法律を作ることによってしか、子ども虐待の問題は解決できないと考えられます。
私たちは、そのための活動をしています。
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