みなさん、こんにちは😊
パワチル八王子のZeroこと九鬼零(くきれい)です。
昨年、2024年10月29日に児童虐待防止法で定義されている4つの虐待について書きました。
まずは、その記事を読んでいただきたいと思います。
児童虐待防止法で定義されているのは、
①身体的虐待
②性的虐待
③ネグレクト
④心理的虐待
の4つです。
でも、親から殴られたり暴力を振るわれたことはないし、性的虐待も受けたことはない。
ネグレクトされたわけでもない、そんなに酷い暴言を言われたこともない。
だけれど、何だかとても生きづらいという人は存在します。
その原因が、親子関係にあるという人は少なくないのです。
でも、ほとんどの日本人は虐待されたという自覚がありません。
日本では親のせいにするのは、タブーとされているからです。
これも家父長制の名残と言えなくありません。
児童虐待防止法には定義されていないけれど、「子ども虐待」と考えたほうがいい関わり方があるのです。
⑤経済的虐待 ⑥教育虐待 ⑦宗教虐待 ⑧世襲虐待 ⑨ヤングケアラー・児童労働 ⑩その他の虐待(きょうだい児、兄弟間差別)などがそれにあたります。
簡単に説明しましょう。
⑤経済的虐待〜民法の親権のうち財産管理権の濫用がある場合の虐待です。
親が子どもの財産を使い込んでしまったり、子どもの持ち物を壊してしまったりすることがこれに当たります。
⑥教育虐待〜最近注目されていますが、子どもの進学先を親が決めてしまったり、本人の望まない勉強を強要したりすることがあります。スマホの使用や恋愛が禁止されることもあります。
⑦宗教虐待〜話題になった「宗教2世」問題です。教団施設への居住を強いられたり、勉強や人間関係を制限されたりする恐ろしい実態が当事者から明らかにされています。いち早く対応することが必要です。
⑧世襲虐待~親の職業を世襲することを強要される虐待です。政治家や医者などの比較的富裕な家庭で多く見られます。
⑨ヤングケアラー・児童労働〜家族の世話をしたり、家事を負担することを強要される虐待です。また、家業を無賃金で手伝わされるなども含まれます。
⑩その他の虐待
親が子どもを使って、自分の承認欲求を満たそうとしたり、親の支配欲に従わせようとするとき、子ども虐待は起きやすくなります。
画像・右は、今一生さんと細川貂々さんの共著による「さよなら、子ども虐待」という本です。2023年に創元社から出版されました。
漫画と文章で、子ども虐待の基礎知識がギュッと詰まっています。
これから、子ども虐待について学んでみたいという方にぴったりの入門書となっています。
ぜひ、お読みになって、私たちの子ども虐待防止策活動に参加していただけたら嬉しいです。
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