みなさん、こんにちは😊
パワチル八王子のZero(ゼロ)こと九鬼零(くきれい)です。
今日は、虐待後遺症には付き物の「パニック症」についてお話しします。
余談ですが、今、精神医学の世界(業界?)では、病名の書き換えが進んでいるようです。
ついこの間まで「パニック障害」と呼ばれていましたが、「パニック症」に置き換えられているようです。
英語の"disorderを「障害」と翻訳したのが、そもそもの間違いだったようです。
パニック症というと思い浮かべるのは、過呼吸症ですね。
私も10年くらい前まで苦しめられていました。
過呼吸というのは、血中の酸素濃度が高すぎて呼吸が苦しくなるのですが、呼吸が苦しいと、つい息を吸ってしまって、ますます苦しくなるのです。
「息を吐く方に重点を置けばいいんじゃない」と発想を変えて、『吐いて・吐いて・吐いて・吸って』というリズムで呼吸をすると、早く収まることを発見しました。
個人差があるので、自分に適した呼吸法を見つけるといいでしょう。
過呼吸になると、「呼吸が苦しくて、このまま死んでしまうかもしれない。」という不安にも襲われていましたが、自分の意志と努力で治せる」とわかったら、不安を感じることもなくなり、過呼吸になることも少なくなりました。
次に悩まされたのは、動悸です。横隔膜は自分の意志で動かすことができますが、心臓は無理です。
心臓がドキドキ、バクバクして、汗をびっしょり掻いても、なすすべがありません。
ですから、「心臓が悪いわけじゃない。このまま死んだりしないから大丈夫。脳がちょっとバグを起こしただけ。」と自分に言い聞かせることぐらいしかできません。
今、悩まされているのが、『めまい』と『吐き気』と『広場恐怖』です。
広場恐怖症というのは、強い不安に襲われたときにすぐに逃げられない状況や場所にいることに恐怖や不安を抱く状態だそうです。
多くの場合、そのような状況や場所を避けたり、多大な苦痛を感じながら耐えたりします。
めまいや吐き気、広場恐怖がパニック症の症状だということを、半年ほど前まで知らずにいました。
めまいと吐き気、広場恐怖のおかげで、私は『ひきこもりおばあちゃん』になってしまっています。
家の外でめまいが起きたらどうしよう?
もし転んでしまったらどうしよう?
そんな不安が自分を消極的にさせてしまいます。
不安や恐怖が強ければ強いほど、症状は強く出るので対処の仕方を考えています。
これらもどうやら脳のバグで起きるようです。
パニック発作には、ほかにもいろいろな症状があります。詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてみてください。ただ、自己診断は危険なので、症状のある方は医師の診察を受けることをお薦めします。
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