みなさん、こんにちは😌
パワチル八王子のZeroこと九鬼零(くきれい)です。
今回は、何故私が、いい歳を顧みず、「子ども虐待防止策イベント in 八王子 2025」を開催したいのか?その思いを語ってみたいと思います。
1.子ども虐待の相談活動を通して
昨年9月までの約1年半にわたって、私はLINEオープンチャットの相談室で、子ども虐待の相談員をしていました。
そこには、親との関係に悩む多くの子どもたちが、虐待されているという自覚もないままに「痛み」「恐れ」「さびしさ」を書いていました。
具体的にはできることがほとんどなく、ただ、子どもたちの心の平安を取り戻すために、話をじっくり聴くことが、相談員にできるただ一つの仕事でした。
そこで感じたことの一つが、子どもの抱える問題に対する大人たちの冷たいまでの無関心さでした。
親という立場に立っているだけで、「虐待」と言われると、自分の子育てが間違っていると責められているような気になってしまうのかもしれません。
世の大人たちに子ども虐待の現実について、正しい認識を持ってほしい。
子どもたちの声に耳を傾けてください。
それが、イベントを開催する一つ目の理由です。
2.子ども虐待サバイバーとして
私は虐待サバイバーですから、子どもたちの訴えに自分の姿が重なることが多々あります。
子どもたちの痛み苦しみが手に取るようにわかります。
教科書を読んで学ぶ虐待は、ただの「知識」にすぎません。
今一生氏が公開してくださっている「子ども虐待防止策イベント」の動画を見ても、それは「情報」でしかありません。
でも、目の前にいる子ども虐待被害当事者が、一言一言血を吐くような思いで語っているのを見るとき、私たちの心は強く揺り動かされ、エモーショナルな経験(追体験)として記憶されるのです。
多くの子ども虐待サバイバーは、大人になっても様々な困難と闘わなければなりません。
虐待後遺症のエピローグに書いたように、子ども虐待は大人になっても終わらないのです。
「虐待には、終わりがない」ということを、多くの大人に知ってほしいのです。
それが、二つ目の思いです。
3.Zeroというハンドルネームに込めた思い
よくZeroというハンドルネームについて、「あやしい」「いかがわしい」「うさんくさい」などと言われます。
えーっ、そうなの?それって少しひどくない?と思っています。
私の原点は、やはり、虐待を受けて育った子ども時代です。
原点、つまり x=0.y=0、z=0の地点です。
パワチル八王子を立ち上げたとき、このチームを子どもの声を映し出すチームにしたい、そのために原点に立ち返ることが大切だと心に決めました。
私にとって、イベントのマネジメントをすることは、初めての経験です。
つまりゼロからのスタートです。
何も持っていない私が、スタッフさんの助けを借りて、イベントを作り上げていくために、いつも謙虚でいたいという願いを込めています。
かつて夏休みになると、三多摩地区の子どもたちと一緒に被爆地ヒロシマをおとずれました。
平和記念公園から東へ1~2百メートルの島病院の上空580メートルで原爆がさく裂したと言われています。
私たちは、その場所を爆心地(グラウンドゼロ)と呼んでいました。
若い方は、グラウンドゼロというと9.11の国際貿易センタービル(ツインタワー)を思い出すかもしれません。
子どもであれ、成人したサバイバーであれ、子ども虐待被害者にとっては、家庭がグラウンド・ゼロなのです。
その事実を片時も忘れたくありません。
私は、グランマ・ゼロ=ゼロおばあちゃんです。
おばあちゃんは、社会的には子どもの次に弱い存在です。
弱い=警戒されないので、この呼び名をとても気に入っています。
子どもたちには、何とか日々を生き延びてほしいと願います。
サバイバーのみなさんには、少しでも人生が生きやすくなるようにと願っています。
これからも、パワチル八王子とZeroを応援していただけますように心からお願いいたします。
【この記事の動画】YouTube
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