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2025/03/07

子どもの権利条約を知っていますか?  #児童虐待 #子どもの権利条約 #権利の主体 #スクールソーシャルワーカー #子どもアドボカシー #意見表明権 #参加する権利 #拡散希望

 

みなさん、こんにちは😊
パワチル八王子のZeroこと九鬼零(くきれい)です。


「子どもの権利条約」を知っていますか?

1989年に国連で採択された子どもの様々な権利を定めた条約です。


今回は、この「子どもの権利条約」についてお話しします。



1.大人は子どもより知らない。


 令和5(2023)年・秋に実施された「子どもの権利条約」認知度調査の結果が先ごろ発表されました。


 これによると、「どんな内容かよく知っている」、「どんな内容かすこし知っている」、「名前だけ聞いたことがある」の合計である「認知度」は各年齢層で次のようになりました。



 これを見ると、小学校低学年が16.8%、小学校高学年が32.0%、中学生が43.2%、

高校生が67.1%、大人は53.2%となっています。


まだまだ、十分に認知されているとは言えない「子どもの権利条約」ですが、

どんな条約なのか、どのように制定されたのかを見ていきましょう。


2.「子どもの権利条約」とは


 「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」は、世界中すべての子どもた

ちがもつ人権(権利)を定めた条約です。


「子どもの権利条約」は、子ども(18歳未満の人)が守られる対象であるだけでな

く、権利をもつ主体であることを明確にしました。


  子どもがおとなと同じように、ひとりの人間としてもつ様々な権利を認め、

成長の過程にあって保護や配慮が必要な、子どもならではの権利も定めています。


3.「子どもの権利条約」はどのように定められたか?


1948年 「世界人権宣言」採択

    「すべての人は平等であり、同じ権利をもつ」と宣言

    宣言なので、法的拘束力は持たない


1959年 「児童の権利に関する宣言」採択

    「子どもは子どもとしての権利をもつ」と宣言


1978年 「子どもの権利条約」草案をポーランド政府が提出


1979年 国際児童年

    世界中の人が子どもの権利について考える機会になった


1989年 「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」

    国連総会にて満場一致で採択


1990年 「子どもの権利条約」発効


1994年 日本が「子どもの権利条約」を批准


2022年 6月22日にこども基本法が公布され、2023年4月1日から施行


 「子どもの権利条約」の理念が、子ども基本法の中に取り入れられました。

 これからどのように周知され、守られていくのか見守りたいと思います。


【この記事の動画】YouTube



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