みなさん、こんにちは😊
「パワチル八王子」の発起人Zero(ゼロ)こと九鬼零(くきれい)です。
シリーズ「虐待後遺症」第3回は、みなさんよくご存じの「うつ病」を取り上げます。
うつ病の生涯有病率は、6.5~6.7%(約15人に一人)と言われています。
生涯有病率というのは、一生のうちにその病気に罹る確率を表しています。
統合失調症の1%、双極症の0.9%と比べると確かに高いです。
だからと言って、「非常にありふれた病気」(厚生労働省メンタルヘルスサイト)とは、言い難いと思います。
決して甘く見ていい病気ではないと思っています。
どの精神疾患にしても、患者さん本人の辛さに変わりがありません。
私の場合、眠れない、食べられない、何もやる気が起きないから、始まりました。
そして前にもお話しした通り、めまい、関節痛、体重減少などが現れました。
うつ病には、精神症状と身体症状があります。
私の症状でいうと、意欲減退は精神症状ですが、不眠、食欲不振、体重減少、めまい、関節痛などは身体症状に分類されています。
私の場合は、身体症状が前面に出ていたので、「仮面うつ病」と診断されました。
カウンセラーの先生に「まるで心身症のデパートメントストアだね。」と言われたことを今でもよく覚えています。
胃腸はいつも痛かったし、腰痛も辛かったです。
頭のてっぺんから足の爪先まで健康なところが一つもない位、あちこち不調が続きました。
うつ病の身体症状は、自律神経失調症やパニック症と被ることがあり、発病初期の診断を難しくしています。
患者さん自身も、身体症状だけだと「うつ病」と気付かないことが多いようです。
精神症状が初めて出たのは、1年くらいたってからだったでしょうか?
昔は、不安発作と言っていましたが、不安感、恐怖感、焦燥感に駆られて居ても立ってもいられなくなりました。
精神症状が続くと、自分には何の価値もない、生きている資格がないなどと思ってしまうようになりました。
そして、希○念慮(きしねんりょ・○にたいと願う気持ち)が出てきたり、自○企図(じさつきと・自○を企てること)を起こしたりしました。
これも脳内伝達物質の分泌異常なので、家族や周囲の人々は十分に気遣ってほしいと思います。
また、自律神経失調症やパニック症、双極症との区別が難しいので、自己診断するのではなく、専門家の診察を受けることをお薦めします。
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